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マンション管理計画認定制度

 2020年6月に「マンションの管理の適正化の推進に関する法律」が改正され、その目玉となったのが「マンション管理計画認定制度」です。
 管理組合の管理計画が一定の水準を満たす場合、適切な管理計画をもつマンションとして地方自治体から認定を受けることができます。

 この制度導入の背景には、マンションの老朽化の問題があります。

 第53回マンション維持管理講座(2023年8月5日土曜日、会場:主婦会館プラザエフ)では、この問題を取り上げ、弊社の祢宜が講師を務め、会場には40人の参加者があり盛況でした。その後、相談会を開催しました。

 認定によるメリットとして、固定資産税の減免措置や各区分所有者が翌年度に支払う固定資産税(建物部分のみ)が、1/6~1/2の範囲内で減額されることがあります。しかし、どこでもこの認定ができるわけではありません。「マンション管理適正化推進計画」を作成し、認定基準を設けている地方自治体に限定されます。制度ができたばかりなので、実施状況はまちまちなのです。

 「とても分かりやすい解説で、役に立った」「自分の住んでいる地域で、認定受けられるか調べてみます」と感想が寄せられました。